むかし地震

天災は忘れた頃にやって来ると申します。 忘れないように歴史資料に残っている昭和時代以前に起きた地震情報を配信します。あわせて天気記録、各地の満潮、二十四節気に関わる雑記も。

慶長の三陸地震津波

12月2日は、今から408年前の1611(慶長16)年に、「慶長の三陸津浪地震」が起こった日です。
東北地方太平洋沿岸と北海道太平洋岸で大きな被害がりました。地震そのものによる被害は軽かったようですが、海岸部を大津浪が襲ってしまいました。

 

推定震源 北緯39.0度、東経144.4度
推定マグニチュード 8.1

 

死者 伝1,783人(伊達領内のみで)
津軽・南部両国で牛・馬・人の死者3,000以上

 

「天災は忘れた頃にやって来る」
 歴史の事実を忘れないように水害を忘れず減災しましょう。

 

*この地震と被害の記録は、国立天文台『理科年表』平成20(2008)年版(丸善株式会社出版事業部)709ページから引用編集しました。