むかし地震

天災は忘れた頃にやって来ると申します。 忘れないように歴史資料に残っている昭和時代以前に起きた地震情報を配信します。あわせて天気記録、各地の満潮、二十四節気に関わる雑記も。

雨水 2020.2.19

早蕨物語 その十五

2020年2月19日 水曜日 13:57
旧暦 庚子1月26日

ただいま二十四節氣の「雨水」となりました。
今日は今年元日から数えて50日目。
みそかまであと316日(閏年のため例年より+1日)。

 2月16日 7時17分 下弦の月
 2月24日 0時32分 朔(新月
 3月3日 4時57分 上弦の月
 3月5日 11時57分 啓蟄二十四節気

今日お子さんが5歳の誕生日を迎えた方、おめでとうございます。
お子さんが生まれた2015(平成27)年2月19日は木曜日で、東京の天気は晴れ。平均気温13.0度。日照時間9時間以上、よく晴れた暖かい冬の日でした。

2015年2月19日に、リベンジポルノ防止法違反容疑による初めての逮捕がありました(福島県)。

明日2月20日(木)の太陽&月時刻
・東京
 日の出6時23分 日の入17時27分
 月の出4時13分 月の入 14時08分
・大阪
 日の出6時39分  日の入17時45分
 月の出4時28分  月の入14時28分

・次回配信は「啓蟄」 3月5日11時57分となります

Sawarabi Story Vol.15

1955年(昭和30年)

2月19日から21日にかけては、今から65年前の1955(昭和30)年に、全国的に低気圧による強風被害が起きた日です。

春一番という言葉は明るい響きがしますが、冬の嵐は時として巨きな被害をもたらします。

 

死亡者 16名

行方不明者 107名

負傷者 18名

家屋被害 573棟

浸水被害 296棟

船舶被害 84艘

 

「天災は忘れた頃にやって来る」

 歴史の事実を忘れないように水害を忘れず減災しましょう。

 

*この地震と被害の記録は、国立天文台『理科年表』平成20(2008)年版(丸善株式会社出版事業部)332ページ引用編輯しました。 

1793(寛政5)年、陸中・陸前、磐城

2月17日は、今から227年前の1793(寛政5)年に、今の東北地方太平洋沿岸一帯で大きな地震が起こった日です。
海岸部を大津浪が襲いました。
伊達藩仙台領内で1千以上の家屋が損壊したと言われます。
三陸海岸津波による大きな被害がありました。

 

震源 北緯38.5度、東経144.5度
推定マグニチュード 8.0 から 8.4

・推定死者数 21人
気仙沼で家屋流出 300軒余


 
「天災は忘れた頃にやって来る」
 歴史の事実を忘れないように水害を忘れず減災しましょう。

 

*この地震と被害の記録は、国立天文台『理科年表』平成20(2008)年版(丸善株式会社出版事業部)717ページから引用編集しました。

 

 

地震レコード(2020年1月から2月初旬)

今年(2020年)の地震活動
今年に入ってからこのような地震がありました。

マグニチュード5以上、または震度4以上の地震を記載。

2020年1月1日~ 2月11日(火)
・1月3日 3時23分54秒 茨城県沖 深さ20km(北緯35.9度、東経141.0度)を震源とする M6.1 の地震が発生(最大震度5弱)
・1月28日 10時36分04秒 根室半島沖 深さ100km(北緯43.4度、東経146.0度)を震源とする M5.5 の地震が発生(最大震度4)
・2月1日 2時07分47秒 茨城県南部 深さ60km(北緯36.0度、東経140.1
度)を震源とする M5.5 の地震が発生(最大震度4)
・2月1日 1時11分22秒 千葉県北東部 深さ40km(北緯35.7度、東経140.7度)を震源とする M4.9 の地震が発生(最大震度 )
・2月6日20時19分57秒 茨城県沖 深さ10km(北緯36.4度、東経141.6度)を震源とする M5.7 の地震が発生(最大震度4)

 

おまけ
*東京都千代田区の2月 過去の気象データ*

平均最高気温 10度
平気最低気温 2度

過去に記録した2月の最高気温 23度(2009年)
過去に記録した2月の最低気温 -8度(2014年)

平均降水量 62.1ミリ

気象庁週間天気予報 リンク
https://www.jma.go.jp/jp/week/

寒い日が続いた東京でした。明日から暖かく(もしかすると暑い?)なるそうです。

 

慶長地震

2月3日は、今から415年前の1605(慶長9)年に、関東の犬吠埼から九州にかけて太平洋岸が大津波に襲われた慶長地震が起こった日です。
海岸部を波高2丈の大津浪が襲いました。
東海地震が単独で発生したとも、東海地震と南海地震が相次いで発生したとも言われます。

 

震源 北緯33.5度、東経138.5度
推定マグニチュード 7.9

 

・死者行方不明者 八丈島で 57人、阿波国宍喰で1500人余、土佐国甲浦で350人余、同崎浜で50人余、同室戸岬付近で400人余
遠州浜名湖周辺で 80戸の家屋が流出
紀伊国広村で700戸の家屋が流出
 


「天災は忘れた頃にやって来る」
 歴史の事実を忘れないように水害を忘れず減災しましょう。

 

*この地震と被害の記録は、国立天文台『理科年表』平成20(2008)年版(丸善株式会社出版事業部)709ページから引用編集しました。

2020年1月31日 金曜日 堺

満ち潮のとき

2020年1月31日 金曜日 正午の月齢 6.2

 (元日から31日目、おおみそかまであと335日)

 

今日の満潮時刻

 

本牧(横浜中区)

今日の満潮時刻 =『 午前8時41分』

潮位 = +159センチ(潮位基準観測面比)

 

今日の満汐時刻 =『 午後8時28分 』
汐位= +138センチ(潮位基準観測面比)

長崎

今日の満潮時刻 =『 午前11時43分 』

潮位 = +224センチ(潮位基準観測面比)

 

今日の満汐時刻 =『 午後11時52分 』
汐位= +199センチ(潮位基準観測面比)

* 今週の参考港 *

大阪府堺市堺区堺)

今日の満潮時刻 =『 午前10時56分 』

潮位 = 113センチ(潮位基準観測面比)

 

今日の満汐時刻 =『 午後11時03分 』
汐位= +92センチ(潮位基準観測面比)

・経験則豆知識・ 『潮汐とお天気の関係』  満潮または干潮時刻の前後一時間以内に雨が降り出すことが多い。だから、例えばその日の午前6時が満潮だったとして、出勤時の午前8時に降っていなかったなら、空が雨模様でも、次の干潮時刻の一時間前、すなわち正午頃まで降り出さない。  これは海辺の農地を耕す農民の経験知です。科学的に裏づけられた理論ではありません。

 

・ある程度大きければ干満は湖でも起こります。 硬い陸地でも起こります。地面も毎日2回伸びたり縮んだしているのです。

 

安政の南海地震

12月24日は、今から165年前の1854(安政1)年に、「安政の南海地震」が起こった日です。
畿内から南紀東海、四国九州、山陽山陰地域で大きな被害がありました。
安政東海地震(江戸から東海地方で大被害)の32時間後に発生しました。関西などではふたつの大地震に被害を重ねるように受けました。
太平洋沿岸を大津浪が襲いました。

 

推定震源 北緯33.0度、東経135.0度
推定マグニチュード 8.4

死者 不明だがおそらくかなり多数(推定数千人以上)
家屋全壊 不明だがおそらくかなり多数
津浪の波高 串本(紀州)15メートル

 

「天災は忘れた頃にやって来る」
 歴史の事実を忘れないように水害を忘れず減災しましょう。

 

*この地震と被害の記録は、国立天文台『理科年表』平成20(2008)年版(丸善株式会社出版事業部)721ページから引用編集しました。