むかし地震

天災は忘れた頃にやって来ると申します。 忘れないように歴史資料に残っている昭和時代以前に起きた地震情報を配信します。あわせて天気記録、各地の満潮、二十四節気に関わる雑記も。

1793(寛政5)年、陸中・陸前、磐城

2月17日は、今から227年前の1793(寛政5)年に、今の東北地方太平洋沿岸一帯で大きな地震が起こった日です。
海岸部を大津浪が襲いました。
伊達藩仙台領内で1千以上の家屋が損壊したと言われます。
三陸海岸津波による大きな被害がありました。

 

震源 北緯38.5度、東経144.5度
推定マグニチュード 8.0 から 8.4

・推定死者数 21人
気仙沼で家屋流出 300軒余


 
「天災は忘れた頃にやって来る」
 歴史の事実を忘れないように水害を忘れず減災しましょう。

 

*この地震と被害の記録は、国立天文台『理科年表』平成20(2008)年版(丸善株式会社出版事業部)717ページから引用編集しました。